昔ながらの地域の温かみが息づく町・池辺 杉山神社・例大祭レポート ~奉納演芸編~
前回こちらの記事で杉山神社例大祭・昼の部の模様をレポートいたしました。
今回は夜の部「奉納演芸」の模様と、地元の方から伺った池辺町らしさを感じるエピソードをご紹介いたします✎
老若男女が大盛り上がり♬ アットホームな奉納演芸
午後六時、夜の部のスタートに合わせて杉山神社を再訪!
日中はお神輿が暴れまくっていた境内の神楽殿前に一面ゴザが敷かれ、即席の観覧席が出現していましたΣ(・ω・ノ)ノ!
すでに町の方々が大勢集っており、観覧席がほぼ満杯状態でした!
ステージに立つのは、お元気なお年寄りのサークル、自治会長さん、ママさんコーラス隊など、こちらも町の住民の方々♪
池辺町のオリジナル音頭や演歌がカラオケで続々披露される中、小学生くらいのお子さん達が歓声を上げ、クラッカーを鳴らし……
まさに老若男女が入り交じり、地域一体となってお祭りを楽しむ様子に感激しました!
(筆者の地元のお祭りではここまでの一体感は感じたことがありません)
都田中学校の生徒さん達によるソーラン節の披露で、会場のボルテージが最高潮に到達🔥
大漁旗もはためき、割れんばかりの大歓声で大盛り上がりでした!
高校生が選挙管理に参加! 池辺の歴史エピソード
この章では、例大祭実行委員の方に伺った「池辺らしさ」を感じる取り組みをご紹介します✎
池辺町(中里自治会)では、国や県・市の議会選挙が行われる際、当日の受付ボランティアを地元の高校生の方々にお願いしているそうです。
通常はお年寄りが担うことが多い選挙管理ボランティア。(筆者の地元でもそうです)
約30年前に「若い世代に任せよう」との声が上がり、それ以来毎回、地域の口コミネットワークで高校生の方々を探して協力をお願いしているとのこと!
(学校などの公的機関の取り組みではないことも更に驚き!)
ボランティア参加前にはあまり選挙に関心が無かったという生徒さんも、ボランティア後に親御さんと選挙の話をするようになった例もあるそうです👀
成人年齢が引き下げられ、若い世代の政治参加がより重要になってきた昨今。 池辺町では、国が意識し出すよりずっと以前から、若い世代の意識の重要性に気付いて自発的に取り組んでいたという事実に驚きました。
上記のお話を伺ったのは例大祭の開始前だったのですが、奉納演芸であらゆる世代の町民の方々が一緒に盛り上がる様子を目の当たりにして、池辺町に息づく古き良き時代の温かみを改めて感じました🍀
杉山神社例大祭・総括
「いけべnavi」は ❝杉山神社から半径1km圏内のエリア❞ を対象地域としています。
普段はとても閑静な無人神社ですが、お祭りの日には町内全ての方々が集まっているかのような大賑わい! いかにこのお祭りが池辺の方々の大事なアイデンティティになっているかを改めて認識いたしました。
ただ、先日の花籠製作の取材時にも伺ったお話なのですが、例大祭に欠かせない花籠を作れる職人さんがお一人しかいらっしゃらないこと、青年団の担い手も減ってきてしまっていることなど、心苦しい背景もあります。
この暖かなお祭りが末永く継承されていきますように、私達「いけべnavi」も少しでもお力添えできれば……と思います🍀
例大祭実行委員の皆様、お疲れ様でした! 来年の開催も楽しみにしております☆彡
――と、ここで終わりと思ったら大間違い!( ̄▽ ̄) まだまだ大事なネタが残っています……。
お祭りと言えば屋台メシ!! そう、食レポです!!😋
次回の記事は、例大祭・グルメ編をお届け予定ですヽ(^o^)丿 こうご期待✨
※2024/9/27追記
屋台グルメ編公開いたしました😋✨
池辺町杉山神社
杉山神社 - 神奈川県神社庁 (kanagawa-jinja.or.jp)
〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町2718
この記事書いた人
なつみ(共同編集長)
はじめまして!いけべnavi共同編集長を務めます「なつみ」です。
記事ライティング、写真撮影・加工、ハンドメイド…。すべて下手の横好きなただのへっぽこ多趣味人が、今回ご縁をいただき、いけべnaviを皆さんと一緒にゆるりと楽しく創り上げていければと思います。どうぞよろしくお願いいたします!